
2025.08.24
こんにちは!街の屋根やさん滋賀大津店です。 「階段横の土壁に雨染みが出てきて心配なんです…」とO様よりご相談をいただき、現場調査に伺いました。築40年以上のお住まいで、屋根や外壁の劣化がどの程度進んでいるのか、しっかりと雨漏り調査を行っていきます。 この記事の内容 …

「最近、雨が降ると天井からポタポタ水が落ちてきて…」と、草津市H様邸から雨漏りのお問い合わせをいただきました。
築50年以上のお家で、これまではご主人様がご自身で漆喰を塗り直して補修をされていたそうですが、年齢的にも屋根に上がるのは危険になり、今回は奥様から「無理をする前に見てほしい」とのご依頼でした。
この記事では、
草津市で実際に行った瓦屋根の雨漏り現場調査
劣化症状や補修跡の確認ポイント
放置するとどうなるのか?という注意点
今後の安心につながる工事提案
について、写真や現場でのやりとりを交えてわかりやすくご紹介します。
屋根を見てみると、ご主人様が過去に漆喰を塗って補修された跡がありました。ところが、漆喰は年月が経つと水を吸って黒く変色し、剥がれやすくなります。実際に土台の土も流れ出していて、瓦がグラついていました。
このまま放置すると瓦がズレて強風で落下する危険があり、雨漏りもさらに広がる可能性があります。
お客様:「やっぱり自分でやったのは応急処置だったんですね…」
私:「そうなんです。補修で止まるのは一時的で、根本から直さないと再発してしまうんです。」
雨漏りがひどかった箇所は、瓦の代わりに波板を使って補修されていました。しかしその波板には大きな穴が…。そこから雨水が直接侵入していました。
「これじゃあ、強い雨のたびに水が入ってしまいますね」と説明すると、お客様も納得のご様子でした。
瓦の割れは築年数が経つと避けられません。割れた瓦を放置すると、雨水が下地まで腐らせ、屋根全体の寿命を縮めてしまいます。
浴室や脱衣場の上の下屋根を確認すると、棟部分や壁際がセメントで補修されていました。
確かに一時的には雨漏りを防げていましたが、すでに剥がれが始まっており、再び雨漏りするリスクが高い状態です。
今回の草津市での現場調査では、築50年以上の瓦屋根に典型的な劣化症状――漆喰の剥がれ、瓦の割れ、波板による応急処置、セメント補修の劣化――が見られました。
雨漏りは放っておくと家全体にダメージを広げ、内装や柱の腐食にもつながります。
「最近天井にシミが出てきた」「瓦がずれている気がする」など、少しでも異変を感じたら早めの点検が大切です。
街の屋根やさん滋賀大津店では、ドローン調査や無料点検も行っています。
大切なお住まいを長く守るために、ぜひお気軽にご相談ください!
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