
2025.09.28
こんにちは!街の屋根やさん滋賀大津店です 「屋根の端が飛ばされてるみたいで、雨漏りが心配なんです…」と、ご相談いただいたM様。築25年以上経つお家で、屋根の棟板金が台風の強風で飛ばされてしまったとのこと。ネットで当社のブログを見つけてくださり、今回現場調査に伺いまし…

現場名:近江八幡市 T様邸
築年数:36年
屋根の種類:和瓦屋根
お問合せのきっかけ:台風後、二階和室の天井にくっきり雨染みができ、雨漏りの心配からご連絡いただきました。
現場調査は基本的に目視で行いますが、三階建てや屋根の勾配が急な場合はドローン調査を使います。
昔はこうした調査でも足場を組む必要がありましたが、今ではドローンのおかげで安全かつ迅速に点検が可能です。
今回は二階建てで勾配も比較的緩やかでしたので、屋根に上っての調査ができました。
現場に到着して最初に二階の和室を確認すると…天井に大きな雨染みが広がっていました。
施主様:「やっぱり広がってますよね…。最初は小さかったのに、台風のあと一気に大きくなってしまって」
私:「これだけくっきりしていると、下地まで水が染みている可能性がありますね。小屋裏も確認しましょう。」
雨染みは放置すると木材が腐食し、シロアリ被害の原因にもなります。特に和室の天井板は湿気を吸いやすいため、早急な対応が必要です。
小屋裏に上がると、天井裏の木材にもはっきりとした水染みが。断熱材の一部も湿っており、雨漏りの侵入経路が屋根からであることが濃厚です。
私:「この真上あたりの屋根部分を重点的に見てみますね。」
屋根裏の雨染みは、目で見える被害の“氷山の一角”です。表からはわからない劣化が進行しているケースがほとんどです。
屋根に上がると、小屋裏の雨染み直上にある棟瓦の漆喰がボロボロに崩れていました。完全に水を吸いきって剥がれ落ち、一部は瓦の隙間から下地まで水が入り込んでいる状態です。
さらに周囲の瓦にも複数の水染みが見られ、長年の風雨で防水性能が落ちていました。
私:「この状態ですと、部分補修ではなく全体的なメンテナンスが必要になりますね。」
漆喰の劣化は放置すると瓦の固定力が弱まり、台風時に瓦が飛ばされる危険もあります。
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