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現場ブログ
滋賀県大津市石場で屋根カバー工法を実施致しました　屋根カバー工法の工程とは？

こんにちは！街の屋根やさん滋賀大津店です！

滋賀県大津市石場で屋根カバー工法を実施致しました。

屋根の破風板の劣化が心配になりお問い合わせを頂きました。
屋根調査の様子と破風板の劣化の影響などはこちらをご覧ください！

屋根工事の施工の様子と施工工程をお伝えいたします。
施工工程を知るだけでも施工不良を阻止できるようになりますので
今後の屋根工事の役に立つと思います！！

屋根カバー工法のメリット、デメリットについてはこちらをご覧ください。

現場詳細

滋賀県大津市石場　K様邸

築年数　25年

お悩みヵ所

屋根の軒先が剝がれて下地が見えており心配。
家を建ててから屋根点検をしていない為一緒に見てほしい。

屋根工事では足場架設は必須

屋根工事や外壁工事では足場の架設は必要なものです。
屋根の端(軒先や破風、ケラバ)等の施工をするのは足場がないとかなり危険な工事です。
足場があっても転落事故が絶えないので職人さんの安全面の為にも必要ですが、
工事の品質、工事の仕上がりにも影響してくるため足場は必要です。

※現場の屋根の補修などでは屋根の勾配等では足場を組まない場合もあります。

屋根カバー工法　屋根の現状

屋根工事でも外壁塗装工事でも、現状の状態を撮影します。

ビフォーアフターも大切ですが、施工中の写真、施工後の写真があることでどんな工事なのか傷んでいる箇所等お客様の目でも見てもらえる為工事写真は大切です。

また写真があることで工事の説明もしやすくお客様も分かりやすい為安心できる材料になります。

屋根カバー工法　棟板金撤去　雪止め撤去

屋根カバー工法では、新しい屋根材を既存の屋根の上から施工するのですが
屋根に付属されている(凹凸がある物)棟板金、雪止めを撤去します。

通常の屋根葺き替えは屋根材を全て撤去し全てを新しくする為
廃材費や工事がその分高くなりますが、屋根カバー工法の撤去するのはその箇所だけ。

その分工期、廃材費が節約でき葺き替えよりもお安く施工できるのはその点です。

屋根カバー工法　防水シート(ルーフィングシート)張り付け

部材を撤去後防水シート(ルーフィングシート)を張っていきます。

屋根下地の防水シートですが下葺き材とまで言われる部材です。
横降りの雨等で屋根内部に入り込んでしまった雨水を防水シートが阻止してくれています。
雨水は上から降ってくるため軒先から張り付け約10㎝程重ねて防水シートを張ることで
隙間からの雨水が侵入しないようになっています。

防水シートにも経年劣化の症状があります。
約10年程で劣化し始めます。

長年の雨水の浸透や太陽光の影響で亀裂が入ったり破れたりします。
しかし屋根の下にある為目視は出来ず、雨漏りの被害が発生しているか、
屋根の葺き替え時に防水シートを張り直す時に見れる程度ですが、かなり重要な部材です。

屋根カバー工法　軒先　ケラバ　水切り設置

軒先やケラバ(屋根の端)の板金(水切り)を取り付けていきます。

強い雨風や台風の際にその箇所からあまみずが侵入しやすい為
水切りを設置する事で屋根材の端に雨水が流れる道が出来る為屋根材の劣化を防ぎます。

水切りや様々な工程では職人さんのすべて手作業で行われています。

水切り設置の様子

1つ1つ職人さんの手作業で進めていきます

水切り設置の様子

丁寧にすべての現場が自宅だと思う程丁寧に施工します。

屋根カバー工法　屋根材取り付け

水切りを取り付け後新しい屋根材を取り付けと貫板の設置を行います。

屋根カバー工法は、古い屋根と新しい屋根がある為
2重構造になり、断熱性と遮音性が高まります。(金属屋根への葺き替えと比べて)

しかし2重になることで屋根の荷重が金属屋根へ葺き替える時よりも
荷重が重くなるため、耐震性は高くなりません。