
2025.08.24
こんにちは!街の屋根やさん滋賀大津店です。 「階段横の土壁に雨染みが出てきて心配なんです…」とO様よりご相談をいただき、現場調査に伺いました。築40年以上のお住まいで、屋根や外壁の劣化がどの程度進んでいるのか、しっかりと雨漏り調査を行っていきます。 この記事の内容 …

こんにちは!街の屋根やさん滋賀大津店です。
「天窓から時々ポタポタと水が…冬は結露も気になるんです」とS様からご相談をいただきました。
今回は築20年以上経つ天窓のある屋根を点検し、応急処置を実施した現場の様子をお伝えします。
現場名:大津市 S様邸
築年数:20年以上
屋根の種類:スレート屋根(天窓付き)
問い合わせのきっかけ:天窓からの雨染みと冬場の結露が気になり、ネットで当店を見つけてご連絡いただきました。
この記事では、
天窓の雨漏り点検の流れ
結露が引き起こす劣化原因
現場で行った応急処置
結露や雨漏りを防ぐための予防策
について、写真と会話を交えてご紹介します。
「天窓があるお家はおしゃれだけど、メンテナンスはどうすれば?」という方に、特に役立つ内容です。
現場に到着すると、まずは屋根全体と天窓まわりの目視点検を行います。
3階建てや急勾配の屋根の場合、以前は足場を組む必要がありましたが、最近はドローンで安全かつ効率的に調査可能です。
今回は2階建てで傾斜も緩やかだったため、はしごを使用して直接確認しました。
S様:「やっぱり天窓って雨漏りしやすいんですか?」
私:「構造上、どうしてもガラスと金属の境目が結露や劣化の影響を受けやすいんです。」
天窓自体に大きな破損は見られませんでしたが、流水テストでガラスと板金の境目にあるパッキンからじわじわ水が染み出してくるのを確認。
このパッキンはゴム製で、経年劣化により硬化・ひび割れし、雨水や結露水が侵入しやすくなります。
放置すると内部の木部が腐食し、雨漏り被害が一気に拡大します。
S様宅では夏場は症状が出にくく、冬場に目立つことから、結露による水分滞留の可能性が高いと判断しました。
結露は以下の条件で発生します。
外気温と室内温度の差が大きい
室内が高温多湿
外気と接する部分の断熱性能が低い
S様:「そういえば、冬は朝起きたら天窓がびっしょりなんです…」
私:「その水分が内部に溜まると、雨漏りと同じような影響を及ぼします。」
室内のこまめな換気
換気扇や除湿機の活用
室内干しを避ける
ガラス内面のコーティングや結露吸水テープの使用
室内湿度の管理は、結露を抑える最大のポイントです。
天窓は光を取り込み、室内を明るくしてくれる素敵な設備ですが、構造上どうしても結露や雨漏りのリスクを抱えています。
小さな染みや結露でも、放置すれば木部腐食・カビ・断熱性能低下など二次被害が広がる恐れがあります。
「最近、天窓の周りがジメジメしている…」と感じたら、早めの点検が安心です。
街の屋根やさん滋賀大津店では、無料点検・お見積りを行っていますので、ぜひお気軽にご相談ください。
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