屋根の各箇所の名称!知っておけば役に立つ屋根の名称


谷は屋根の雨水を流すという重要な役割を持っていますが、水の通り道という性質上、雨漏りが発生しやすい箇所です。
古い住宅では、谷を形成する素材として銅板が多く使われていましたが、経年による劣化で穴が空き、そこから雨漏りが発生したという事例も多い箇所です。

また、水平な部分は軒樋、垂直な部分は縦樋と呼ばれます。
昔は樋に使用される素材は亜鉛鉄板が主流でしたが、現在では塩ビが主流となっています。
長期間放置すると落ち葉などが詰まりやすく、そうなると本来の役目を果たさなくなってしまうで、定期的に掃除をしてあげると良いです。

切妻屋根や片流れ屋根の住宅で、雨樋が付いていない端の事を「螻羽(けらば)」と呼びます。
屋根の形状がわからない方はこちらをご覧ください。
あまり見慣れない漢字で、カタカナで表記される事が多いです。
ケラバには、雨の吹込みの防止や、日当たりの調整という役割があります。
雨樋が付いていない部分をケラバと呼ぶのに対して、雨樋がついている部分は軒先と呼ばれます。

「風を破る」という名前の通り、元々は屋根裏への風の侵入を防止するための板として取り付けられていました。
家へ雨の吹き込みを防ぎ、下地の腐食を防ぐ役割も持っており、現在ではデザイン性の高い、板金加工した破風板が取り付けられる事が多いです。

厳密に言うと、外壁から出っ張っている部分の中で、雨樋が付いた地面に対して平行になる屋根の端が「軒」で、雨樋が付いていない地面に対して傾いている屋根の端が「ケラバ」になります。
ちなみに、軒や軒先、ケラバは部位の名称ではなく場所の名称なので注意しましょう。
役割はケラバと同じで、雨の吹込みの防止や日当たりの調整です。
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