現場名:草津市 I様邸
築年数:32年以上
屋根の種類:和瓦屋根
お問合せのきっかけ:
「最近、屋根から白いカケラが落ちてきて…。見たら漆喰が剥がれているみたいで雨漏りが心配になってお電話しました。」
屋根の漆喰(しっくい)は、瓦を固定したり雨水の侵入を防ぐ大切な部分です。ですが紫外線や雨風にさらされ続けるため、築20年を過ぎると少しずつ剥がれや崩れが出てきます。
この記事では、大津市坂本で実際に行った「漆喰点検の流れ」「劣化症状の実例」「放置した場合のリスク」「点検からお見積りの内容」まで、写真付きでわかりやすく解説します。
「うちの屋根も同じ症状かも?」と不安な方の参考になる内容ですので、ぜひ最後までご覧くださいね。
大津市は昔ながらの瓦屋根のお家も多く、漆喰の劣化によるご相談をよくいただきます。
今回の記事では、
漆喰ってどんな役割があるの?
実際の点検でわかった劣化症状
放置するとどうなるの?
点検後のご提案内容
を、わかりやすくご紹介していきます。
屋根点検は基本的に目視調査から始めます。
ただ、3階建てや勾配の急な屋根では危険が伴うため、ドローン調査を使うこともあります。
昔は足場を組まないと見えない部分も多かったのですが、今はドローンのおかげで安全に短時間で確認できます。お客様からも「写真で見せてもらえると安心です!」と喜ばれることが多いんですよ。
鬼瓦部分の漆喰が剥がれ、屋根土がむき出しになっていました。
「これ、土が落ちてくるのが心配で…」とI様。
このままでは鬼瓦を固定している銅線が切れたり、瓦がずれたりする恐れがあります。強風時には落下の危険もあるので要注意です。
屋根の頂上にある棟瓦の漆喰も、雨水を吸い込みボロボロの状態でした。
棟は雨を一番受けやすく、漆喰が劣化すると瓦のズレ・歪み・雨漏りに直結します。
I様も「梅雨前に見てもらえてよかった」と安心されていました。
漆喰が剥がれると、内部の屋根土が流れ出し、瓦の固定力が弱くなります。
台風で瓦が動く
雨漏りの発生
下地木材の腐食
こうした二次被害に発展するので、「少し剥がれているだけ」でも早めの点検が大切です。
漆喰(しっくい)は、瓦のすき間を埋める白い素材で、石灰を主成分に作られています。
雨水の侵入を防ぐ
瓦を固定してズレを防ぐ
耐火性や抗菌性にも優れる
昔からお城やお寺にも使われてきた、とても優秀な建材です。
ただし寿命は15〜20年ほど。瓦が長持ちしても、漆喰は定期メンテナンスが欠かせません。
I様邸では、
漆喰の詰め直し工事
瓦の固定を強化するラバーロック工事
をご提案しました。
「写真で説明してもらえたから納得しました。安心できました!」と嬉しいお言葉もいただきました。
普段は目に入りにくい屋根の漆喰ですが、劣化は確実に進んでいます。小さな剥がれを放置すると、雨漏り・瓦の落下・下地の腐食と被害が広がります。
「雨漏りしてから」では遅いこともあります。
少しでも気になる症状があれば、ぜひ早めにご相談ください。
街の屋根やさん滋賀大津店では、点検・お見積りは無料です!
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