こんにちは!
街の屋根やさん滋賀大津店です。
今回は滋賀県大津市のお客様から、
「ベランダの波板が古くなって割れてきたので、交換してほしい」
とのお問い合わせをいただき、現場へお伺いしました。
波板の採寸と状態確認のため屋根点検を行ったところ、屋根漆喰の劣化も発見。
この記事では、波板の劣化症状・耐用年数、そして漆喰の老朽化について詳しく解説していきます。
お伺いすると、お客様がベランダを指差しながらこうおっしゃいました。
「風が吹くとバタバタ音がして…波板が割れてるんですよ。もう20年以上替えてないんです。」
波板の状態を確認すると、紫外線の影響で硬化し、所々にヒビや穴が…。
さらに屋根の点検をすすめると、棟瓦の漆喰が黒ずみ、剥がれ始めていました。
私が「漆喰も傷んできていますね」とお伝えすると、
「えっ、屋根も見てもらえるんですか?気づかなかった…」
と驚かれていました。
ベランダやカーポートに使われる波板には、主に塩化ビニル製とポリカーボネート製があります。
塩化ビニル製:耐用年数 約3~4年。紫外線で硬化しやすく、割れ・穴あきの原因に。
ポリカーボネート製:耐用年数 約7~15年。強度は高いが、長年で変色や留め具の劣化が進行。
劣化症状の例:
割れ・穴あき
色あせ・黄ばみ
取付金具のサビや緩み
波板は破損すると強風時に飛散し、支柱やベランダ本体の損傷にもつながります。
波板交換の採寸ついでに行った屋根点検では、
漆喰の剥がれ・変色
瓦のズレ
雨樋の詰まり
などを確認しました。
屋根の劣化は地上からでは分かりにくいため、定期的なプロの点検が大切です。
特に漆喰の傷みは、雨漏りや瓦の脱落の前兆になります。
漆喰は瓦と瓦の隙間を埋め、固定と防水の役割を持ちます。
耐用年数は約20年ですが、風雨や紫外線で徐々に劣化します。
劣化症状の例:
変色(黒ずみ)
剥がれ
ひび割れ
棟瓦のぐらつき
漆喰の補修は状態により、
漆喰詰め直し工事(軽度)
棟瓦取り直し工事(重度)
屋根葺き替え(長期耐久を目指す場合)
と分かれます。
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