現場名:大津市 K様邸
築年数:35年
屋根の種類:釉薬瓦
お問い合わせのきっかけ:屋根が古くなり不安で、インターネットで当店を見つけてご連絡いただきました。「見積もりをお願いしたい」とのお話でした。
屋根調査は基本的に目視で行います。
ただし、3階建てや屋根の勾配が急な場合はドローンを使って安全に確認します。
昔は足場を組まないと見られなかった箇所も、今はドローンでしっかりチェックできるようになりました。
「瓦にヒビが入ってますね」とお客様にお見せすると、
「えっ、こんなに割れているんですか!」と驚かれていました。
釉薬瓦は表面に防水加工がありますが、裏側には施されていません。
そのため結露や水分が入り込み、冬場に凍って膨張し、繰り返しでヒビ割れ(凍て割れ)が起きます。
放置すると割れが広がり、雨水が屋根内部に浸入してしまう危険があります。
棟瓦の漆喰が黒ずみ、ひび割れも見られました。
「漆喰って白いはずなのに、黒くなってきてるのは劣化なんですか?」とK様。
→はい、その通りです!雨水を長年吸収したことで黒ずんでしまい、防水性が低下しています。
このまま放置すると瓦を支える葺き土に水がしみ込み、瓦のズレや雨漏りの原因になります。
今回の調査で、瓦や漆喰は部分補修も可能でしたが、野地板の劣化が大きいため 屋根葺き替え工事 をご提案しました。
さらに、雨樋の交換と下屋根の塗装も併せておすすめしています。
屋根葺き替えでは野地板も新しくできるので、これからも安心して暮らしていただける工事内容です。
屋根は普段なかなか見えない場所ですが、劣化は少しずつ確実に進行しています。
瓦の割れや漆喰の黒ずみは「雨漏りの予兆」です。
特に野地板の腐食は、気づいたときには大規模修繕が必要になることも…。
「最近屋根を見てもらってないな」と思われた方は、早めの点検をおすすめします!
街の屋根やさん滋賀大津店では無料点検・お見積りを行っておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。
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