こんにちは!街の屋根やさん滋賀大津店です。
先日、大津市にお住まいのお客様から
「ベランダの表面にひび割れがあって、このまま放置して大丈夫か不安なんです…」
というお電話をいただき、さっそく現場調査に伺いました。
お客様に案内されて2階のベランダへ出ると、床面の塗膜に細かいクラック(ひび割れ)が多数見られました。
手で触れるとザラザラしていて、ところどころ白く変色しています。
私「ここ、少し踏んでみるとわずかに浮いている感覚がありますね。雨水が下に回り込んでいる可能性があります。」
お客様「やっぱり…!最近、1階の天井にシミみたいな跡が出てきたんです。」
この時点で、防水層の劣化による雨水浸入が疑われます。
ベランダやバルコニーは、雨水排水のためにわずかに勾配がついていますが、ほぼ平らです。
さらに四方が壁に囲まれているため、水がたまりやすい構造になっています。
面積が広ければ広いほど、ひび割れ→雨水侵入→雨漏りのリスクは高まります。
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野洲市でベランダのひび割れや付近の天井の雨漏り調査を実施しました
ひび割れ部分から雨水が浸入すると、下記のような被害が起こります。
軒天や外壁の剥がれ落ち
木部(構造材)の腐食
内部鉄筋の錆びによる膨張とコンクリート破損
私「もし木部まで腐ってしまうと、補修では済まず、最悪ベランダ全体の作り直しになります。」
お客様「えぇ…それだと費用も工期もかなりかかりますよね…」
私「はい。だからこそ、この段階での防水メンテナンスが一番費用対効果が高いんです。」
現場調査の結果を踏まえて、当店では以下の防水工事から最適な方法をご提案します。
FRP防水:耐久性・強度が高く、戸建ベランダに人気
ウレタン防水:複雑な形状にも施工可能
シート防水:広い面積に向いている
塩ビシート防水:耐用年数が長くメンテナンス頻度を抑えられる
今回は、既存防水層の状態や面積、予算を考慮し、ウレタン防水の重ね塗りをご提案しました。
お客様に工事内容をわかりやすく説明するため、タブレットで過去の施工事例をお見せしました。
お客様「ビフォーアフターがわかると安心しますね。色も選べますか?」
私「はい、カラーも数種類から選べますし、防滑仕上げにもできます。」
見積もりは工事プラン別に複数パターン作成し、ご予算に合わせて検討いただけるようにしています。
相見積もりで適正価格を把握する
訪問営業の「今すぐ契約」には注意
工事内容と使用材料を必ず書面で確認
リフォーム業界では、極端に安い金額を提示し、後から高額請求するトラブルが実際に起きています。
国民生活センターへの相談件数は過去10年で20倍以上。安心できる業者選びが大切です。
今回のお客様は、調査後すぐに工事をお申し込みいただきました。
工事完了後には、
「見た目もきれいになって、これで安心して雨の日を迎えられます!」
と笑顔でおっしゃってくださいました。
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