今回は、草津市にお住まいのT様から「最近の台風のあとから、天井からポタポタ音がするんです…雨漏りかもしれない」とお問合せをいただき、現地調査に伺いました!
現場名:草津市 T様邸
築年数:32年
屋根の種類:スレート屋根(カラーベスト系)
お問合せのきっかけ:
「台風以降、時々天井から雨音がして怖くなったので、一度見てほしい」とのお悩みからご相談をいただきました。
まずは、お家の周囲や屋根の形状を確認します。
今回は2階建てのスレート屋根で傾斜もそこまで急ではなかったため、目視と屋根に上がっての点検を実施しました。
ちなみに、3階建てや傾斜が急な屋根の場合は、ドローンを使った点検も行っています。
昔はすぐ足場が必要だったのですが、今はドローンで安全・スピーディに点検可能です!
「まずは雨漏りしているか確認しましょう」と小屋裏(天井裏)を点検。
「あっ、ここ見てください!天井板に大きな雨染みがありますね」
お客様:「えっ…ここまで広がってるんですか…!?」
染みは屋根の頂上付近から軒先へ横に広がっていました。
このように横に広がる場合は、屋根の棟(むね)部分からの雨漏りが強く疑われます。
屋根に上がってみると…
棟板金(むねばんきん)が一部なくなってしまっていました!
「ここ、台風の風で板金が飛んじゃってますね…」
お客様:「これ、屋根の一番大事なところですよね…?」
そうなんです!棟板金は屋根のてっぺんで、雨水が入るのを防ぐ重要な部分。
ここが飛ばされてしまうと、雨が直接中へ入ってしまい、木材や断熱材まで傷んでしまう危険があります。
屋根の横についている破風板(はふいた)も強風で浮いていました。
「この部分が浮いてると、横から雨が吹き込んじゃうんです」
お客様:「これも雨漏りにつながるんですか?」
「はい。ここから水が入り、屋根や壁の中まで傷めることもあります」
破風板は横風や吹き上げる雨から屋根を守る役割をしています。
ここが傷むと、屋根全体に影響を及ぼす恐れがあるため注意が必要です!
別の箇所では、スレート瓦そのものが数枚飛散してしまっていました。
これは直接の雨漏りリスクにつながります。
「このまま放置してしまうと、屋根の下地までボロボロになります」
お客様:「思ってたより…傷んでますね…」
調査結果をもとに、T様には下記のようにご説明しました。
棟板金の飛散による雨漏りが原因
破風板の浮き上がり
スレート瓦の欠損
小屋裏への雨水浸入による構造部の劣化リスク
「今回は台風被害として火災保険の申請も可能です。
屋根全体の耐久性を考えると、ガルバリウム鋼板での屋根葺き替えをおすすめします!」
その場でお見積書を作成し、火災保険の申請サポートもお任せいただくことになりました。
屋根の雨漏りは「ポタポタ音がするだけ」と思いがちですが、
放っておくと構造材が腐ったり、シロアリの被害が広がることも…。
特に台風や強風のあとは目に見えない傷みが出ている可能性が高いです!
早めの点検・対処が、結果的にお家を長持ちさせるポイントです!
そんなときはすぐにご相談ください!
街の屋根やさん滋賀大津店では、現地調査・お見積りは無料で対応中!
火災保険の活用方法などもお気軽にお問合せください!
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