「天井に大きな雨染みができてしまって…」と草津市にお住まいのS様よりご相談をいただきました。
近年の台風被害のあとから雨漏りが発生し、不安に思われたとのこと。今回は築30年のセキスイかわらUの屋根を調査して、雨漏りの原因を突き止めてきました!
所在地:草津市
お客様名:S様邸
築年数:30年
屋根材:セキスイかわらU(廃盤品)
現場に到着してまずは目視での確認を行います。
今回は築30年、3階建てではありませんでしたが、急勾配の屋根で安全確保のために細心の注意を払いました。
現在はドローンも使えるようになり、以前なら足場を組んでいたケースも簡易に対応できますが、今回は実際に屋根へ上っての調査です
屋根に上がると、瓦が大きく割れた箇所をすぐに発見。
「ここ、穴開いてますよ!やっぱりここから水が…」
「あっ、これ…やっぱり!台風のときに飛んできた何かが当たったと思うんです」
とS様。会話からも台風の影響で破損したことがわかりました。
特に瓦の山の部分(高い箇所)は踏むだけで割れやすく、慎重な調査が必要です。
屋根全体を見ると、割れだけでなく歪み・ズレ・ヒビなどが多数発生していました。
これは屋根材の経年劣化と紫外線や熱の影響によるもの。
セキスイかわらUは軽量で耐震性には優れていましたが、
現在では2009年に廃盤、2013年に完全撤退しており、補修部材の入手も困難です。
もともとはアスベストを含んだ高耐久の屋根材でしたが、
環境規制によりビニロンに変更されたことで耐久性が低下。
その結果、人が乗っただけで割れる・陥没するなどの不具合が起こるようになりました。
雨漏りの多くは、瓦の割れやヒビを放置したままにしてしまうことから始まります。
被害の拡大を防ぐため、割れていた箇所はブルーシートで養生処置を行いました。
ブルーシートの上には土嚢袋で重しを設置。
これでしばらくは安心…とはいえ、紫外線によって3か月ほどで劣化してしまうため、あくまで応急処置。
「これで少し安心ですが、早めに葺き替えのご検討をお願いしたいです」
とご説明しました。
今後の選択肢としては、
軽量でメンテナンス性の高い金属屋根
デザイン性のあるスレート屋根
など様々な葺き替え方法があります。
ご予算やご希望に合わせた最適なご提案をいたしますので、
「どんな屋根にしたらいいか分からない…」とお困りの方も、ぜひお気軽にご相談ください。
瓦の割れやズレを放置してしまうと、
屋根内部→野地板→天井→柱→壁の断熱材へと被害が広がり、結果として家全体の耐久性が下がってしまいます。
「たかが雨漏り…」と油断せず、
早めの点検・補修が大切です!
そんな疑問があれば、街の屋根やさん滋賀大津店までお気軽にお問い合わせください。
現地調査・お見積りは無料です!
私たちが責任をもって、屋根の状態を丁寧に調査・ご説明いたします。
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