カバー工法と葺き替えの違いとは?
カバー工法と葺き替えが同じ屋根工事と思われがちですが、根本的の屋根の施工用途が違います。
カバー工法と葺き替えの違いは・・・
まず、葺き替えの場合・・・
状況として、屋根材の劣化や腐食が進んで、屋根材自体を変えないといけません。
工期としては、7日前後になります。
工事内容は、既存の屋根材を全てばらして、新しい屋根材を葺き替えます。
効果としては、新しい屋根材の効果が得られます。
メンテナンス時期としては、10年前後となります。
カバー工法の場合・・・
状況として、屋根材自体はまだ綺麗で、今後のメンテナンス費用を抑えたい場合です。
工期としては、5日前後になります。
工事内容は、現在の屋根材の上から重ねて、新しい屋根材を葺きます。
効果としては、屋根材が二重構造になることで、断熱性や防水性等を向上です。
メンテナンス時期は、20年前後が目安になります。
このように、カバー工法(重ね葺き)と葺き替えでは、用途や効果、特徴も様々な違いがあり、今後のメンテナンス費用等も変わってきます。
また、メンテナンスのお考えになる場合は、メンテナンス方法の違いは勿論、メンテナンス費用の違いも大きいと思いますので、カバー工法・葺き替えにした場合のシュミレ-ションをしながらメンテナンスをお考えして頂けたらと思います。