F型Ⅿタイプフランス平板瓦を使用した屋根の葺き替え工事
今回は、以前の屋根瓦と似たような雰囲気を損なわないようにという要望で、平板瓦を使用しての葺き替えとなります。
平らな瓦で代表の一つとして、フランス瓦が挙げられます。
形状から、フランス瓦と平板瓦は少し似ていて、一緒のものだと思われることがありますが、フランス瓦はフランスで作られたもので、そして、フランス瓦を手本にして日本で開発されたのが平板瓦とはなり、同じ形状でも違う瓦となっております。
平板瓦の特徴とは
平板瓦には3つのタイプがあります。
1、F型 Uタイプ
一番基本的なタイプとなります。
両端に立ち上がりを持たせたデザインで、断面図がUに見えるためUタイプといわれます。
このタイプの瓦を並べて敷き詰めると樋のような水を通す道ができるため、水はけがよいのが特徴となります。
2、F型 Fタイプ
瓦の面にほとんど立ち上がりがなく、平らな形となります。
仕上がりがカラーベストの屋根と似ていて、すっきりとシャ-プでモダンな感じの屋根となります。
平らな形状の瓦を引き詰めるので、隙間があまりなく通気性が悪く、瓦の裏に結露が発生してしまうことがあります。
3、F型 Ⅿタイプ
瓦の面に山が2つあることからⅯタイプといわ、波型と表現されることもあります。
特徴的なデザインで、瓦は西洋風な建物によくマッチします。
平板瓦は、名メーカーから色々な種類が出ています。
洋風、和風と雰囲気にマッチするデザインのものがあり、屋根選びをするのも楽しみの一つと思います。
今回は、Ⅿタイプの平板瓦で屋根の葺き替え工事を行っていきます。
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