こんにちは!
街の屋根やさん滋賀大津店です。
先日もお客様からこんなお問合せがありました。
「お隣さんから『屋根の端っこが浮いてるよ』って言われたんですけど、これって危ないんですか?」
この「屋根の端っこ」、実は ケラバ と呼ばれる部分。
見た目はシンプルですが、家を守るためにとても重要な役割を果たしています。
そして、このケラバの劣化は放置すると 雨漏りや外壁の早期劣化、強風被害 など、さまざまなトラブルを招く可能性があります。
ケラバとは、切妻屋根や片流れ屋根の端部分のことを指します。
屋根材や破風板、水切り板金で覆われており、主に以下の役割があります。
現場事例
お客様:「先週の台風のあと、屋根の端の板金がちょっと浮いて見えるんです。放っておいても大丈夫でしょうか?」
現地で確認すると、ケラバ板金を固定している釘が数カ所抜けかけており、強風で板金がバタついた跡がありました。
隙間からは雨水が入り込み、下地の木材が黒く変色していました。
強風で板金が完全に飛ばされる
飛散による近隣への物損事故
雨水が下地へ浸入し、腐食やカビ発生
現場事例
お客様:「屋根の端がペラッと浮いてるんですけど…風で飛んだら怖くて」
現地調査で確認すると、ケラバ板金が強風によって一部めくれ上がり、固定していた釘が数本抜け落ちていました。
板金の下には雨水が入り込んだ形跡があり、下地の木材が黒く変色。指で押すと柔らかく沈み込み、すでに腐食が進行している状態でした。
外から見える「捲れ」は氷山の一角で、内部被害は想像以上に深刻です。
強風や台風で板金が完全に飛散し、近隣への物損事故の恐れ
雨水が屋根内部へ浸入し、下地木材の腐食や雨漏りを引き起こす
被害が屋根全体に広がり、大規模修繕が必要になる可能性大
現場事例
お客様:「ケラバの下の木がめくれており一度見て欲しい」
調査の結果、木部は完全に腐っており、指で触るとボロボロ崩れる状態。
原因は、板金と破風板の取り合い部分のコーキングが劣化し、長期間雨水が染み込んだことでした。
下地の強度低下による屋根部材の落下
シロアリ被害の誘発
大規模修繕が必要になる可能性大
現場事例
お客様:「天井にシミが出てきて…屋根かなと思って」
屋根裏を確認すると、ケラバ周辺の野地板に雨染みが。
外部を調べると、板金と屋根材の間に微細な隙間があり、そこから雨水が侵入していました。
室内の雨漏り被害
断熱材の劣化・カビ発生
電気配線のショートリスク
どの症状にも共通しているのは、「初期のうちは小さな修理で済むが、放置すると一気に修繕費用が高額になる」ということです。
釘抜け → 板金飛散 → 下地腐食 → 雨漏り
塗装剥がれ → 錆び進行 → 穴あき → 下地腐食
木部腐食 → 構造劣化 → 屋根の安全性低下
築10年以上経過した住宅
台風や強風の後
外壁塗装や屋根塗装のついで
ケラバ周りに色あせ・サビ・浮きが見えるとき
当店では、ドローン調査や屋根専門スタッフによる無料点検を実施しています。
点検後は写真付きの詳細報告書をお渡しし、必要な場合は複数の補修プランをご提案します。
「こんな小さなことで呼んでもいいのかな?」
もちろん大丈夫です!
小さな症状でも、屋根の専門家がしっかりチェックします。
ケラバは、家を守る縁の下の力持ち。
一見地味ですが、劣化を放置すると家全体の寿命を縮めてしまう可能性があります。
「うちはまだ大丈夫」と思う方も、点検は早めが安心です。
私たち街の屋根やさん滋賀大津店が、あなたの大切な住まいを守ります。
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