屋根のカバー工法(重ね葺き)に適した屋根と施工方法とは!?
屋根のカバー工法(重ね葺き)に適した屋根と施工方法とは!?
今回は、屋根のカバー工法(重ね葺き)に適した屋根と施工方法についてのお話をさせて頂きたいと思います。
最近では、屋根に関して色々と調べたり、お話をしていると屋根のカバー工法という名前を見たり聞いたりすることが多くなったように思います。
近年では、屋根の施工の方法のひとつとして主流になりつつあります。
しかし、カバー工法(重ね葺き)と言ってもどんな屋根にも施工出来るのかと言うと既存の屋根の状況によって異なるケースもあれば、そもそもカバー工法自体が適さないケースもあります。
カバー工法(重ね葺き)は、古い屋根を剥がさずに、ルーフィング(防水シート)を貼り、その上から屋根材を張る施工方法になります。
カバー工法が適している屋根として・・・
・スレート屋根であること
・屋根の傷みが激しくない場合
・下地(野地板)が腐敗など傷んでいない場合
これらは、カバー工法の際の屋根材が平らであることと、ネジや釘など屋根材をしっかり固定できるかの問題があるからです。
・屋根勾配に適した屋根材が施工されていない場合
勾配に適した屋根材でないと高確率で雨漏れをおこしてしまい、また、既にカバー工法を施工したり瓦屋根にはカバー工法は出来ません。
屋根のカバー工法(重ね葺き)は費用を抑え、短期間で施工が可能などの魅力はありますが、適さない屋根や施工方法でカバー工法を施工してしまうとマイナス要素がありません。
屋根のカバー工法を調べたり、施工の検討の際はそうしたポイントを踏まえて、下調べや現場調査を行うことをお勧めします。
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