太陽光パネル設置後のトラブル「雨漏れ」についてのお話。
太陽光パネル設置後のトラブル「雨漏れ」についてのお話。
太陽光パネルの設置の際のトラブルの一つである「雨漏れ」
設置の際の施工不備により雨漏れへと繋がることがあります。
雨漏れがおき放置することにより、木材や金属の腐食が進み、時と場合によっては大規模な補修を行わなければならないケ-スもあります。
なぜ?そのような事がおこってしまうのか。
太陽光パネル設置の際に、その多くは屋根に穴を空けて架台をビスなどで打ち付けて設置していきます。
打ち付けの際に、穴を空ける位置や防水処理、瓦の微調整などを怠った場合に雨漏れがおきてしまいます。
屋根の、瓦やスレ-トや金属の場合、「垂木」→「野地板」→「ルーフィング」の部材で構成されており、仕上げとして屋根材が乗っています。
太陽光パネルを設置する際に、屋根の一番下にある垂木にビスなどを打ち付ける必要があり、その上にある野地板やルーフィング(防水シート)にも穴を空けることになります。
その結果、ルーフィング(防水シート)などの穴から雨水が侵入し雨漏れ被害へと繋がります。
また、太陽光パネルを設置する際に、屋根材がずれたりしてルーフィング(防水シート)に問題が無い場合でも雨漏れをおこしてしまう場合もあります。
また、設置方法以外の問題では、太陽光パネルに適切な傾斜を確保せずに設置して、パネルなどに水が溜まったり、汚れが付着して発電効率が低下したり、配線を適切に取り付けずに配線にゴミなどが溜まり腐食被害で雨漏れがおきるケースもあります。
では、そのようなトラブルを回避する為の対策とは?
まず、施工する会社を知ることが必要となります。
施工実積は豊富なのか?インターネットでの口コミや評価がどうなっているのか?会社の形態など事前のリサーチを行うことに越したことはありません。
また、事前にしっかりとした現場調査を行うことです。
お話の中でも、太陽光パネルの設置の向き不向きもあれば、傾斜角度や設置する位置、架台設置の際の下地処理や防水処理などの確認は行うことが大切です。
また、その打ち合わせの中で問題がなければ、それらを形として書面や写真に残すのも安心だと思います。
そして、見積書の内訳を明確にすることです。
どこまでが施工内容で、どんな材料を使用し、どんな施工方法なのか?また、金額が安過ぎれば、手抜き工事されるリスクもあります。
そうした、揉め事のきっかけを無くすためにも見積書の内訳に目を向けることです。
最後に、メーカー保証や販売店や施工会社の保険加入の有無です。
「雨漏れ」に対してメーカー保証をしているケースもありますし、どんな保証や保険なのか?どこからどこまでのケースが保証や保険内なのか?施工を行う前に確認するようにして下さい。
今回、太陽光パネルの設置の際のトラブルの一つ「雨漏れ」についてでした。
しっかりとした施工を行えば雨漏れも防ぐことが出来ますし、余計なトラブルも防ぐ事が出来ます。
しかし、施工会社に任せっきりにするのでは無く、施主様である皆様にも心の片隅において頂き、施工を行う際は、意識して頂ければと思います。
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