屋根瓦って変色するの?屋根材の褐色の原因と対策とは。
屋根瓦って変色するの?屋根材の褐色の原因と対策とは。
最近、屋根の現場調査の際に、お家の方から「瓦が変色するのはなぜ!?」というお声をよく聞いて下さります。
今回は、屋根瓦の変色について触れてみたいと思います。
屋根瓦は半永久的な材料と言われることがありますが、年月が経つと変色している屋根瓦を見かける事があります。
屋根瓦には、主に2種類の瓦があり、それぞれ変色の原因が異なってきます。
瓦の変色の原因によっては、瓦自体にも影響を与え、更には屋根の下地や野地板にも影響を及ぼす事もあります。
今回、屋根瓦が変色する原因と対策のポイントをお伝えします。
粘土瓦
粘土瓦は、日本瓦など昔からある瓦であり、1100°℃以上の高温で焼いて作られた瓦です。
表面はゆう薬という薬品で覆われているので、屋根瓦自体は基本、褐色しません。
時に、ほこりなどの外的要素の影響で汚れが付着し、褐色しているように見える事があります。
高圧洗浄などをかけることで綺麗になりますので、そういったメンテナンスを行うことをお勧めします。
セメント瓦(スレ-ト瓦、金属瓦)など粘土瓦以外の瓦
粘土瓦以外の瓦は、加工時に塗装を施しているので、経年劣化により褐色をおこしてしまいます。
主に10年前後を目安に変色し、放置してしまうと屋根の下地や野地板に影響を及ぼしてしまう事があります。
10年前後を目安に塗装を行うなどメンテナンスが必要となります。
それ以上の劣化などがおきた場合は、屋根の葺き替えなどになります。
昔ながらの和瓦(粘土瓦)の瓦以外は、塗装などのメンテナンスが必須となります。
その他の板金屋根など、塗装などのメンテナンスを行うことで、先々と屋根瓦としての働きを行い続けてくれるので、定期的なメンテナンスを心掛けることをお勧めします。
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