「軒天とは?」軒天のメンテナンス方法についてのお話
「軒天とは?」軒天のメンテナンス方法についてのお話
前回の「軒天の主な役割と経年劣化について」を踏まえて、今回は、メンテナンス方法についてお伝えさせて頂きます。
1、軒天の重ね張り(カバー工法)
既存の軒天が下地として使用できる場合、補強を行い、新たな軒天ボードを重ねて張ります。
重ね張り(カバー工法)は工期が短く、工事費用が安価なのが特徴です。
2、軒天の張り替え
既存の軒天が劣化が進んでいる場合は、既存の軒天を撤去して新たに張り替えます。
張り替えに関して、撤去の手間がかかり、廃材に処分費用がかかります。
また、軒天にはアスベスト含有の場合があり、撤去や処分の費用が多額になる場合もあります。
3、軒天の塗装
軒天ボードの劣化が比較的進んでいない場合、塗装によるメンテナンスで対応します。
軒天が乾燥している状態から洗浄をかけて、下塗りと上塗りの作業を行います。
塗装をかける際は、白系等の塗料をかけてしまうと、汚れ等が目立つので、グレーがかった色やクリーム系統の色を選ぶのをお勧めします。
以上の3つが主な軒天のメンテナンス方法となります。
劣化の状況によりメンテナンスの内容も変われば、施工工程の違いもあり、金額も変わってきます。
ただ、軒天のメンテナンスのみ行うとかえって割高になる場合もありますので、軒天のメンテナンスを行う際は、外壁塗装や屋根工事の際に一緒に行う方が、時期的にも金額的にも効率が良いので工事を行う際は、軒天部分にも目を向けてあげて下さい。
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