金属屋根の形状の種類や特徴についてのご紹介となります。
金属屋根の形状の種類や特徴についてのご紹介となります。
今回は、前回の屋根材の続きで金属屋根の形状の種類になります。
金属屋根といっても形状の種類など様々となります。
金属屋根の「形」についてお伝えしていきます。
金属屋根の形状は大まかに分けて・・・
・縦葺き
・横葺き
・平葺き
・瓦型
・菱葺き
・折板
などが挙げられます。
縦葺き縦葺きは、屋根の頂上である棟から軒先に向かって繋ぎ目(ハゼ)が降りている葺き方です。
繋ぎ目(ハゼ)の部分の形状や仕様により細かく分けられます。
・キャップ型
・瓦棒形
・フラット型
など。
フラット型は繋ぎ目(ハゼ)と屋根の面が同じ高さにあるものです。
平らになりメンテナンスなどしやすいですが、雨漏れに充分注意しなければなりません。
横葺き
横葺き屋根は、棟と平行に、段々に降りている屋根となります。
建材によっては、横一直線に見えたり、互い違いの千鳥に見えたり、横の段が目立たないものや反対に段を強調して重厚感を持たしているものもあります。
平葺き基本は、横葺きと同じですが、横葺きのようにあまり段が強調されていない工法となります。
現場などでの加工もしやすく、お寺などの和風建築などでの美観の象徴でもある曲線を良く表せるので、この平葺きがよく使用されています。
菱葺き
この種類も平葺きの一種となり、より屋根の意匠を美しく見せたいケ-スに使用されます。
現場での取り付け施工に手間や難易度があり、技術の要するものになります。
瓦型伝統的な粘土瓦や洋瓦を金属に表した屋根となります。
一見、本物の瓦と見間違うほど、重厚感や質感を再現したものになります。
瓦と比べると当然軽量化されているので地震対策や建物の負担を軽減するのに有効となります。
折板(せっぱん)
工場や倉庫、カーポ-トや体育館など、鉄骨の建物によく使用されています。
他の屋根の形状や種類と比べて、建物に合わせた長さなどに変えることができます。
以上が大まかな金属屋根の形状と種類になります。
形状や種類により、有効な金属屋根もあれば施工の工程や時間なども異なります。
施工前には、しっかりとした現場調査と打ち合わせの下で工程を明確化することが大切です。
9時~18時まで受付中!
0120-280-227