リフォームとリノベーションのメリットとデメリットとは?
リフォームとリノベーションのメリットとデメリットとは?
前回のリフォーム工事とリノベーション工事の違いでもご紹介させて頂きました通り、今回は、リフォーム工事とリノベーション工事のメリットとデメリットについてお伝えさせて頂きます。
マイナスの状態だった老朽化した住まいを元の状態に戻すのがリフォームだとすると、リノベーションは、機能性やデザインなど色々な面においてプラスαで価値を上げるのものです。
どちらが良くて悪いというのではなく、それぞれの目的が異なるので、リフォームとリノベーションのメリットとデメリットに焦点を当てていきたいと思います。
リフォームのメリットとデメリット
メリット
1・工事費用を安価に抑えられる
工事範囲が部分的なものや表面的なものなので、工事費用は比較的安価に抑えられます。
2・工事期間が短い
工事範囲が部分的、表面的と限定された内容ですので、期間は半日から1ヶ月程度となります。
3・完成後の住まいのイメージがしやすい
元の状態に戻すことを主な目的としているので、間取りや機能の変更を行わず、基本は大きな変化がない為、イメージしやすいと思います。
デメリット1・自由な間取り変更ができない
表面的、部分的な内装の修繕や設備機器のやり替えが主になるので、間取りや機能の変化を加えることができません。
2・住宅の強度、劣化などの状態確認を根本的の部分から行えない
部分的な改善工事となるので、住まい全体の強度や配管、柱などの内部の根本的な所の劣化状態のチェックすることが難しいです。
リノベーションのメリット
メリット
1・自由な設計が可能
内装のデザインや水回りの位置を変更したり、間取りの変更を行うので、自由に設計を作り変えることができます。
2・資産価値の向上
建物や住宅は、築年数が経過していくと共に資産価値が下がっていきます。リノベーション工事で大きく環境を変えたり、住宅性能を加えることで資産価値の維持に繋がります。
デメリット1・工事費用が高くなる傾向がある
リノベーション工事の場合、建物を支える柱や梁などの構造躯体だけの状態(スケルトン)にして、間取りから内装から一から作り変えるため、工事は広範囲になり費用が高額となります。
2・工事期間が長期
解体工事など、工事が大規模、広範囲になるため、工事期間で約2~3ヶ月程度かかってきます。
3・解体してからの想定外な出来事
解体して構造躯体に戻した状態からスタートのリノベーション工事。解体前には気付かなかった問題点が、解体することで発覚することがあります。
例えば、表面から見ると状態が良く見えたのに、解体してみたら柱が腐っていたり、配管が劣化しているのが発覚・・・ということがあります。それにより当初予定していた水回りの配置変更や解体後の構造状況によっては難しくなり、プランの変更や想定外の追加の補修費用など、想定外が伴ってきます。
リフォーム工事とリノベーション工事のメリットとデメリットについて焦点を当てましたが、掘り下げて目を向けて見ると内容が異なれば、目的も異なることがお分かり頂けたでしょうか?
ライフスタイルにあわせた形に作り替え心地の良い環境にするというのがリフォーム工事やリノベーション工事を行う上での醍醐味だと思います。
「お家をどんな風に住んでいきたいのか」を考えた上でリフォームやリノベーションを皆様の合う選択肢で検討して頂けたらと思います。
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