以上今回は一般的な6種類の屋根の形状の説明でした。
又、屋根は屋根に降りかかる雨水を処理するために、適切な屋根勾配をとる必要があります。
屋根勾配は水平距離1尺(303㎜)に対して高さが何寸の勾配になるかを示します。
屋根材の種類によってとるべき屋根勾配が異なります。
金属板の瓦棒葺きで1寸以上、化粧ストレートや金属版の平葺きで3寸以上ですが、瓦屋根では4寸勾配以上が必要になります。
必要勾配が違うのは雨水の侵入を防ぐ能力が異なるためです。
屋根が大きくなると集まる雨水の量が増えるため、勾配を大きくとる必要があります。