こんにちは！街の屋根やさん滋賀大津店です。
今回は滋賀県栗東市にお住まいのお客様から、
「屋根の色が褪せてきて、ところどころ黒ずみも出てきているのが気になる」
とご相談をいただき、現地調査に伺いました。

現場で屋根を確認すると、使用されていたのは S型瓦（スパニッシュ瓦・洋瓦） でした。

お問合せ内容

お客様
「瓦屋根って丈夫って聞いたんですけど、色が剥げたりしても大丈夫なんですか？」

担当者
「はい、瓦自体は割れにくく長持ちしますが、塗装が劣化すると表面が防水できなくなり、苔や汚れが付着しやすくなります。これを放置すると水を吸いやすくなり、割れやすくなるんです。」

お客様
「なるほど…。じゃあ塗装は定期的にしないといけないんですね。」

担当者
「そうですね。特にS型瓦は表面の美観を保つために塗装の役割が大きいので、塗装が剥がれてきたら早めの補修がおすすめです。」

S型瓦（スパニッシュ瓦・洋瓦）の特徴

• 洋風住宅に多く使われるデザイン性の高い瓦

• 耐久性は高いが、塗装の劣化で色褪せや苔の発生が進行

• 瓦そのものは割れにくいが、下地の防水シートが劣化すると雨漏りの原因になる

劣化のサイン（現場で確認できた症状もふまえて）

• 紫外線による塗膜の劣化

• 雨水や雪による防水性能の低下

• 表面に苔・カビが繁殖しやすくなる

• 凍結と乾燥を繰り返すことで微細なひび割れが発生

 I様
「見た目だけの問題かと思ってましたが…」

 担当者
「実は、見た目の劣化が内部のダメージにつながるサインなんです。『まだ雨漏りしてないから大丈夫』と思って放置すると、内部の防水シートまで傷んでしまいます。」

劣化を放置するとどうなる？

• コケが根を張り、瓦を浮かせてひび割れを誘発

• 塗装劣化で瓦が水を吸い、強度低下

• 隙間から侵入した雨水が防水シートや野地板を腐食

• 雨漏り発生後は塗装では直せず、葺き替えが必要に

 「まだ大丈夫」ではなく「今は雨漏りしていないだけ」かもしれません。

遮熱塗装のご提案

I様邸には、通常塗装とあわせて 遮熱塗装プラン をご提案しました。

メリット

• 屋根表面温度を10〜20℃抑制

• 夏の冷房効率がアップ

• 紫外線や熱による瓦の劣化を軽減

デメリット

• 費用がやや高め

• 濃い色だと効果が弱まる

• 下地処理が不十分だと性能が出ない

 I様
「夏の暑さがやわらぐなら、遮熱塗装の方が良さそうですね。」

担当者
「はい。ライフプランやご予算に合わせて複数のプランをご提案できます。」

屋根の点検の目安

S型瓦（スパニッシュ瓦・洋瓦）はデザイン性が高く丈夫な屋根材ですが、塗装の劣化を放置すると雨漏りリスクが高まります。

 「色あせやコケが目立つ」 と感じたときがメンテナンスのサインです。
滋賀県栗東市でS型瓦の塗装劣化や屋根補修が気になる方は、街の屋根やさん滋賀大津店へぜひご相談ください。

滋賀県の皆様の屋根、お住まいの点検調査はもうお済でしょうか？

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