「屋根が黒ずんでて…昔はもっと明るかった気がするんですけど…」
そんなご相談をいただいたのは、栗東市にお住まいのI様。
築31年のセメント瓦の屋根で、変色や剥がれ、コケが目立ち始めたとのことでした。
現場名: 栗東市 I様邸
築年数: 31年
屋根の種類: セメント瓦
「最近、屋根の色が白っぽくなってきて、コケも増えてる気がして…」と、見た目の変化に気づいたI様が、塗装の時期かどうか知りたいとお問い合わせくださいました。
セメント瓦の特徴とメンテナンスの必要性
変色・コケが進行するとどうなる?
遮熱塗装のメリット・デメリット
屋根を守る塗装のタイミングと注意点
I様邸は2階建てで、屋根の勾配もそこまで急ではなかったため、今回ははしごをかけて屋根に上がる「目視調査」を行いました。
屋根点検は、高所作業のため安全第一。
セメント瓦は、セメントと砂を原料としたコンクリート製の屋根材で、粘土瓦に比べると軽量で施工しやすく、昔から戸建て住宅に多く使われてきました。
しかし、表面は塗装によって防水性を保っているため、塗膜が剥がれると水を吸いやすくなり劣化が進みやすいという特徴があります。
コケは瓦のすき間に入り込み、水を含んで根を張ります。
その結果、瓦が徐々に浮いてきたり、ひびが入ったりしてしまうんです。
コケが多い屋根は「雨を呼び込む屋根」になってしまう危険性があります。
屋根の温度を約10〜20℃下げる効果がある
室内の温度上昇を防ぎ、夏の冷房効率UP
紫外線や熱による瓦の劣化を抑制
塗料代が通常より少し高め
濃い色では遮熱効果が落ちる
適切な施工をしないと効果が発揮されない(特に下地処理)
セメント瓦は定期的に塗装を施すことで、20年、30年と長く使える屋根材です。
ですが、塗装の劣化を放置すると、内部の構造まで傷み、雨漏りや大規模な修繕につながってしまいます。
「まだ雨漏りしてないから大丈夫」ではなく、
「今はまだ雨漏りしてないだけ」かもしれません。
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