こんにちは!
街の屋根やさん滋賀大津店です。
今回は 滋賀県栗東市でのスレート屋根(瓦じゃない屋根)の雨漏り調査 についてご紹介します。
原因は「経年劣化」。屋根材の防水機能が切れていたことで雨漏りにつながっていました。
実はお住まいも人間と同じで、定期的な「健康診断=点検」が必要なんです。
早期に劣化を見つければ、大掛かりな工事をせずに済むケースもあります。
築42年のお住まいで、20年前に瓦屋根からスレート屋根(コロニアル)に葺き替えられていました。
しかし、その後は屋根点検をされていなかったため、今回「念のため見てほしい」とご相談をいただきました。
お客様との会話
「昨年、棟板金は新しく交換したんですが…やっぱり雨漏りが止まらなくて。屋根全体が古いのかもしれませんね。」
実際に調査すると、スレート屋根全体で防水機能が切れており、経年劣化によるひび割れやコケの繁殖が進んでいました。
スレート屋根はセメントが主成分で、防水加工が切れると水を吸収します。
色褪せやツヤの消失は、防水効果が失われているサインです。
防水性能が落ちると、屋根表面にコケやカビが付着して繁殖します。
放置すると内部に根を張り、屋根材の劣化を早めてしまいます。
築10年以上経過したスレート屋根でよく見られる症状です。
今回の現場でも一部に欠けがあり、雨水が下地に染み込む状態でした。
スレート屋根の頂点にある 棟板金(むねばんきん) は、特に劣化しやすい部材です。
釘の緩みや内部の木材(貫板)の腐食が進むと、台風時に飛散するリスクがあります。
今回、棟板金自体は新しく交換されていましたが、屋根全体の経年劣化が進んでいたため、雨漏りを完全に防ぐことはできませんでした。
つまり、屋根全体を点検・補修しなければ本質的な解決にはならない ということです。
調査の結果、
屋根全体の防水機能が失われている
経年劣化によるひび割れやコケの繁殖が進行
このため、屋根全体の防水塗装工事 をご提案しました。
劣化が進んでいる箇所については部分補修を行い、必要に応じて葺き替えやカバー工法も視野に入れることをお伝えしました。
また、足場を組む工事になるため、同時に外壁塗装も行うことで費用を抑えられることもご案内しました。
今回の栗東市での事例では、
「棟板金を新しくしたのに雨漏りが止まらない」というご相談でしたが、原因は 屋根全体の経年劣化 でした。
👉 ポイント
スレート屋根の耐用年数は約20年
防水機能が切れると雨漏りリスクが急増
部分的な修理だけでは解決しないケースもある
屋根の劣化は下からでは分かりにくく、見えないところで進行していることが多いです。
「前に工事したのに雨漏りが不安」「そろそろ築20年を超える」という方は、ぜひ一度点検をご検討ください。
当店では 点検・診断・お見積りは無料 です。
お気軽にお問い合わせください!
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