地域:滋賀県甲賀市
築年数:35年
屋根材:陶器瓦(棟違い屋根)
劣化症状:瓦割れ・漆喰剥がれ・経年劣化
劣化の主な原因は以下の3つです
経年劣化:長年の紫外線や雨風により、漆喰が乾燥・剥離。
凍害:冬場の冷え込みで水分が凍結・膨張し、瓦や漆喰を破損。
施工時の不具合:古い工法による漆喰の厚塗りや、通気不足による内部劣化。
放置してしまうと、瓦がズレ落ちるだけでなく、屋根内部の防水シート(ルーフィング)まで傷み、雨漏りの原因になります。
漆喰とはどんな役割があるの?
漆喰(しっくい)は、瓦屋根の棟(むね)部分に使われる白い防水材です。
瓦の隙間を埋めて雨水の侵入を防ぎ、瓦をしっかりと固定する役割を担っています。
見た目は小さな補修材のようですが、屋根の防水・耐久性を守る要の部分なんです。
漆喰の劣化は、経年だけでなく、環境によっても大きく左右されます。
特に滋賀県のように冬場の冷え込みや湿度が高い地域では、下記のような要因で劣化が進みやすくなります。
経年劣化(紫外線・雨風)
日々の紫外線や風雨で漆喰の表面が乾燥し、細かなひびが入ります。
これが進行すると、表層がボロボロと崩れて剥がれ落ちます。
凍害(とうがい)現象
冬季、漆喰が吸い込んだ水分が凍ることで体積が膨張し、内部から割れてしまいます。
滋賀県甲賀市や湖南地域では特にこの凍害による割れが多く見られます。
施工時の不具合・厚塗り
昔の施工で漆喰を厚く塗りすぎていた場合、乾燥収縮でヒビが入りやすくなります。
また、下地との密着不足でも剥がれが早まります。
棟瓦の動き・地震などによるズレ
瓦が微妙に動くことで、接着している漆喰が割れたり剥がれたりするケースもあります。
特に築30年以上の陶器瓦では、瓦そのもののズレが劣化を加速させます。
① 瓦のズレ・落下事故の危険性
漆喰が崩れると瓦を固定できなくなり、風や地震の揺れで瓦が動き、最悪落下する恐れがあります。
人や車に当たると大事故にもつながる危険があります。
② 雨漏りの発生
剥がれた箇所から雨水が侵入し、屋根内部の防水シート(ルーフィング)を劣化させます。
内部の木材が腐食すると、構造そのものの耐久性が低下してしまいます。
③ 屋根裏・軒天への湿気・カビ発生
湿気が屋根裏にこもり、断熱材や木部が腐ることも。結果的にシロアリ被害にもつながります。
④ 外観の美観低下
漆喰の黒ずみや剥がれは見た目にも古びた印象を与えます。
放置すると家全体が「老朽化した家」と見えてしまうことも。
次のような状態が見られたら、漆喰補修のタイミングです。
庭や雨どいに白い粉・破片が落ちている
棟部分の漆喰が黒ずんでいる・ひびがある
瓦の間から草が生えている
屋根の上に鳥やコウモリなどが出入りしている
これらは漆喰の防水性が失われ、内部に水が入り込んでいるサインです。
漆喰は見た目以上に屋根を守る重要な部分です。
見えないからこそ、「何も起きていないうちの点検」が最も大切です。
もし、白い破片や瓦のズレを見つけたら、それが「SOSサイン」です。
早めの点検で、屋根とお家の寿命をしっかり守りましょう!
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