今回は【彦根市のA様】より、「台風のあとに2階の天井にシミが出てきた」とのお問い合わせをいただきました。
築34年の瓦屋根のお宅で、経年劣化も心配されていたそうです。
「インターネットで検索して、丁寧そうだったので…」
「電話の対応も親切で安心できました!」
と、当店をお選びいただき、現場調査に伺うこととなりました。
台風後の瓦屋根や漆喰の劣化症状とは?
雨漏りを放置するとどうなる?
現場調査の流れと実際の劣化写真
漆喰補修の重要性とお見積りのポイント
現場は2階建てでしたが、屋根の傾斜がやや急でしたが
【ドローンによる屋根全体の確認】【目視の確認】を行いました。
昔は足場を組まないと難しかった調査も、今ではドローンでスピーディかつ安全に点検が可能です。
また、必要に応じて小屋裏(天井裏)も確認し、雨染みや雨音の跡がないかを調べていきます。
屋根全体を確認したところ、棟瓦(むねがわら)にズレが数ヶ所見られました。
「これ、瓦の下が見えちゃってますね。風で動いた跡もあります。」
ズレた瓦の隙間から、雨水がじわじわと内部に入り込んでいたと見られ、放っておくと雨漏りのリスクが高まります。
漆喰部分には、剥がれや黒ずみが多数。これは経年劣化によるもので、雨水が浸透しやすい状態でした。
A様「こんなに黒くなるんですね…漆喰が濡れてる証拠なんですか?」
スタッフ「はい、濡れた状態が続くと内部の“葺き土”が流れて、瓦が不安定になるんです。」
劣化した漆喰は、防水・接着機能が弱まり、瓦のズレや落下の原因にもなります。
漆喰の隙間から雨水が侵入 → 屋根下地の木材が腐食
瓦のズレ → 強風で飛散し、近隣への被害やケガの危険も
雨漏りが進行 → 天井材のカビ、シロアリの発生リスクも…
早めの点検と補修が、安心・安全・コスト削減に繋がります!
A様邸では、以下のようなご提案をさせていただきました。
漆喰の詰め直し(棟・鬼瓦まわり)
ズレた瓦の再固定・部分差し替え
雨漏り箇所の簡易補修(防水処理)
屋根の葺き替え
「ここまで詳しく見てくれるなんて…安心して頼めそうです!」
と、ご信頼いただき、現在工事のご検討中です。
台風や大雨の後は、目に見えない屋根のダメージが潜んでいることがよくあります。
特に瓦屋根は、しっかりと固定されていても漆喰の劣化から雨漏りが始まるケースが非常に多いです。
今回のように、「ちょっとした雨染み」でも原因は屋根にあることがほとんど。
劣化が進む前に、まずはプロの目での点検をおすすめします!
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