大津市で台風でスレート瓦が飛ばされお家の調査に来ました。
大津市で台風の影響でスレート瓦が飛ばされてしまったとご相談を受け
お家の調査をしに来ました。
築32年のスレート屋根お家になります。
今回は傷み具合や屋根状態を報告していきます。
こちらのお家の屋根は寄せ棟屋根になっております。
寄せ棟屋根とは勾配のある4つの屋根面で構成された屋根形状の事です。
寄せ棟屋根のてっぺん部分のスレート瓦が複雑に割れていました。
防水切れによるスレート瓦の劣化スレート瓦はセメントを使用して使われているため防水が切れると水分を
吸い込んでしまい割れやすくなります。
台風時に劣化したスレート瓦が強風により飛ばされてしまいました。
そこで今回は屋根の調査に来ました。
寄せ棟屋根の下り棟4本中2本の棟板金で剝がれている箇所がありました。
スレート瓦は数えていくと11枚割れと飛ばされて無くなっているのが5枚
確認できました。
スレート瓦をもう少し近くで見てみると浮いているのもいくつも確認できます。
こちらの割れたり浮いたりとしている所から雨水が入り込み屋根材に浸透し
天井から雨漏りがしたり雨染みが出来てきたりしていきます
スレート瓦のメリット・重量が軽い為耐震性が高い
・価格が安い
・施工できる業者が多い
デメリット
・割れやすい
・コケやカビが発生しやすい
・耐久性.防水性が低い
・塗装メンテナンスが必要
スレート屋根は価格が安く理想のお家に合わせやすい屋根になっているので
人気があるのですがデメリット部分を見て頂くとスレート屋根は耐久性、防水性が
低いので天井に雨漏れがしたり雨染みが出来たりなりやすくなっております。
こちらのスレート屋根の塗装防水は約10年で防水効果が無くなってしまうと
言われています。
防水効果が切れてしまうと屋根自体も傷みやすくなり段々屋根全体も傷んでいき
屋根の中の下地にまで痛めてしまうのでスレート屋根のお家は定期的に点検が
必要になっております。
今回は剝がれた棟板金のやり替えと16枚のスレート瓦の差し替えを
することになりました。
次回は工事の様子を報告していきます。
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