2024.04.17
こんにちは!街の屋根やさん滋賀大津店です!今回は、滋賀県近江八幡市で台風が来た際に、瓦が玄関先に落下しているのを発見しお問合せを頂きました。台風などの自然災害のトラブルは、年々急増しております。過去最大の〇〇や、ゲリラ豪雨の気候変動などの影響を受けるケースも少なくありません。それ…
ちょうど1年前の平成30年6月18日に大阪でも震度6弱の地震が発生しました。
そんな中、東南海地震の発生も心配されているので、地震対策をやろうと思っていても、なかなかできない自分であります。
水と食料を1週間分、備蓄しようと思いながら、まだ、やれていないです。
話は飛びますが、瓦屋根にお住まいの方に、是非、行ってほしい地震対策もあります。
それは、自宅の瓦屋根が被害に遭いやすいか、一度、確認することです。
知っていれば、何かの機会に手を打つこともできるので。
地震で瓦が落ちる理由について
・地震が起こると瓦が落ちて危ない
・瓦は地震に弱いから使わない
・瓦なんて使って使ってるから家が崩れる
など、瓦が悪だ!っという勢いで言われたりするのですが、果たしてそうなのでしょうか?
この誤った認識は、情報不足から起こってしまうのだと思います。
実際「瓦」が本当に悪いのでしょうか?
実は地震で瓦が落ちるのには理由があるのです。
そして、建築基準法の改定との兼ね合いもあるのです。
なぜ瓦が落ちるのか?
単純に瓦が重たいからではないのです。
正解は、「瓦の留め付けがされてないからです」
え?そんなこと?って思いましたよね。
瓦の下には土があります
これは葺き土と呼ばれるものですが、この上に瓦が乗ってただけなんです。
この施工方法が、昔ながらの土葺き(どぶき)と呼ばれる施工方法です。
葺き土の接着力だけで屋根についています。
年数が経てば土も痩せていきますので、癒着力が落ちます。
この施工法ですので、屋根の上を歩くとズレます。
っということで、地震などの大きな揺れがくると釘などで留まっていないので
ズレたり、落ちたりします。
しかし、実はここには先人達の想いがあるのです。
地震が来ると屋根の瓦を落とすことによって建物を軽くし、家自体が倒れないようにと考えられていたというのです。
なぜか?
瓦よりも家の方が大事ですし、家財を守るため、人を守るためだそうです。
だから瓦がこの工法で落ちるのは、ある意味家を守るためには正解なのです。
先人達の知恵だったのです。
それでも瓦が落ちると危険です。
その時は街の屋根や滋賀大津店までご連絡下さい。
突然の地震の被害に遭われた方には心よりお悔やみを申し上げます。
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